SSブログ
前の1件 | -

大みそかにワンピース!?フジテレビの思惑とは? [エンタメ]

さまざまなテレビ局が、熾烈な視聴率争いを繰り広げる大みそか。
紅白、ガキ使といった毎年恒例の番組や、
クイズ、ボクシングと言った定番でにぎわう中、フジが
『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』
という変化球を投げてきました。





ところで、なぜフジテレビは大みそかにワンピースをもってきたのでしょう?

大みそかのテーマはやはり“家族向け”
 テレビ番組の構成などを手掛ける放送作家は以下のように語っています。
 「若者のテレビ離れや核家族化が叫ばれる昨今ですが、そうは言ってもやはり大みそかは家でくつろぎながら家族揃ってテレビを見る傾向が強い。各局とも“家族向け”をテーマにした番組作りを心掛けている印象です。歌番組やバラエティー番組、クイズ番組はまさに家族で見るにはピッタリだし、格闘技ブームは昔に比べて下火とはいえ、かつて『K-1』や『PRIDE』が大みそかに放送されていたように、格闘技番組もそれなりの需要があると思います」




『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』

・・・・・・うーむ。
たしかに家族そろってみるのもアリだけれどもさ、
他の番組よりも〝家族向け〟ではないような気がします。
コレよりも家族向けの番組やら映画はあったはず。

フジテレビは、なぜこの映画をチョイスしたのでしょうか?
ワンピース人気にあやかろうとしているのは当然あるでしょう。

しかし、それだけでは安直すぎるので、
勝手ながらフジさんの思惑と言いますか、
戦略的なものを深読みしたいと思います。


【スポンサーリンク】







↓↓↓↓

フジの戦略を読み解くポイントは、
「同じ土俵で勝負しない」ことです。


〝大みそかのテーマ=家族向け〟
ゆえに、あらゆるテレビ局が家族向けの番組を企画しているわけです。

言い換えると、彼らは〝家族向け番組〟という枠組みの中で、
視聴者の取り合いをしているわけです。
『ガキ使』という横綱級力士がいるのに。


そこでフジテレビは、他の土俵に移動した。

0000287682806.jpg

泣くな、おまえはひとりじゃない。


そう、フジの移動先は、
〝単身者向け〟の土俵だったのです。

家族と過ごしたいけど、仕事の事情で実家に帰れない。
一緒に過ごせる人がいない。
友達がいない。
etc...

いかに大みそかとはいえ、事情により家族や友人、恋人などと過ごせない人は、
決して少なくありません。
つまりフジテレビの戦略は、こういった人びとの寂しさに寄り添う形で、
視聴率を確保することだと言えるでしょう。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ
前の1件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。