SSブログ

趙顕娥(チョ・ヒョンア)VS客室乗務員(CA) [海外]

大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長が、
自社の国際空港で大韓航空の客室乗務員のサービスを問題視し、
飛行機を引き返させて遅延させたというニュース、話題ですね(?)

2014-12-09_180418.png


まず結論をいうと、このニュースに対する個人的な感想は、

CAさんがかわいそう!

です。
しかし、その結論に至るまでの過程がみんなとはちょっと違うと思うので、
よろしければお付き合いください。


まず、このニュースの発端は、
マカダミアナッツの提供の仕方にあります。
ニュース記事を見る限り...
マニュアルと違う提供の仕方をしたにもかかわらず、
「マニュアル通りにしました」
ととぼけたCAに非があると言わざるを得ません。


ヒョンア副社長の対応も、まぁ許容範囲内でしょう。
腹がたつのも仕方ない。
怒るもよし、騒ぐもよし、わめくもよし。
なんなら飛行機から降ろすのもいいでしょう。


しかし、趙顕娥は一つ重大なミスをしてしまった。
それは...



【スポンサーリンク】








↓↓↓↓

彼女は、大韓航空の副社長でありながら、

自社のマニュアルを把握していなかった。


「マニュアル通りにしました」
というCAに対し、彼女は
「じゃあマニュアルもってこい」
と言ってしまった。

この発言は、
「私は大韓航空の副社長でありながら、自社のマニュアルを把握していません!!!」
と声高らかに言っているようなものである。


もしマニュアルを把握したうえで怒っていたのであれば、

「嘘をつくんじゃない!」

だとか、

「臨機応変に対応を変えるのは構わないが、
お客の気分を害するくらいならマニュアル通りにしなさい!」

といった意味合いが含まれるので、
別に怒ってもいいと思うのです。

先ほど「許容範囲内」といったのは、
あくまでもマニュアルを把握して、
大韓航空の副社長の視点から
自社のサービスに対しての指摘がちゃんとできていることが前提です。


しかし、ヒョンア副社長はマニュアルを把握していなかった。
つまり、彼女の怒りは個人的で自分勝手なものであるといえるのです。
怒った理由は、ただ単に自分が気分を害したからである。
正直、「副社長」としてどうなんでしょうか?
人の上に立つ資格があるとは思えないのです。


まぁ別の航空会社ならそれでも許されるのでしょう。
しかし副社長という肩書きをもっている以上、
たとえプライベートであれ、
自社のサービスに対して完全に「お客様」になってはいけないのではないだろうか?


つまり...

私が「CAさんがかわいそう!」と結論付けた理由は、
決して一方的に怒鳴られたからとか飛行機から降ろされたからとかではなくて、
単に「レベルの低い上司の下にいることがかわいそう」ということです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。