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趙顕娥(チョ・ヒョンア)VS客室乗務員(CA) [海外]

大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長が、
自社の国際空港で大韓航空の客室乗務員のサービスを問題視し、
飛行機を引き返させて遅延させたというニュース、話題ですね(?)

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まず結論をいうと、このニュースに対する個人的な感想は、

CAさんがかわいそう!

です。
しかし、その結論に至るまでの過程がみんなとはちょっと違うと思うので、
よろしければお付き合いください。


まず、このニュースの発端は、
マカダミアナッツの提供の仕方にあります。
ニュース記事を見る限り...
マニュアルと違う提供の仕方をしたにもかかわらず、
「マニュアル通りにしました」
ととぼけたCAに非があると言わざるを得ません。


ヒョンア副社長の対応も、まぁ許容範囲内でしょう。
腹がたつのも仕方ない。
怒るもよし、騒ぐもよし、わめくもよし。
なんなら飛行機から降ろすのもいいでしょう。


しかし、趙顕娥は一つ重大なミスをしてしまった。
それは...



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彼女は、大韓航空の副社長でありながら、

自社のマニュアルを把握していなかった。


「マニュアル通りにしました」
というCAに対し、彼女は
「じゃあマニュアルもってこい」
と言ってしまった。

この発言は、
「私は大韓航空の副社長でありながら、自社のマニュアルを把握していません!!!」
と声高らかに言っているようなものである。


もしマニュアルを把握したうえで怒っていたのであれば、

「嘘をつくんじゃない!」

だとか、

「臨機応変に対応を変えるのは構わないが、
お客の気分を害するくらいならマニュアル通りにしなさい!」

といった意味合いが含まれるので、
別に怒ってもいいと思うのです。

先ほど「許容範囲内」といったのは、
あくまでもマニュアルを把握して、
大韓航空の副社長の視点から
自社のサービスに対しての指摘がちゃんとできていることが前提です。


しかし、ヒョンア副社長はマニュアルを把握していなかった。
つまり、彼女の怒りは個人的で自分勝手なものであるといえるのです。
怒った理由は、ただ単に自分が気分を害したからである。
正直、「副社長」としてどうなんでしょうか?
人の上に立つ資格があるとは思えないのです。


まぁ別の航空会社ならそれでも許されるのでしょう。
しかし副社長という肩書きをもっている以上、
たとえプライベートであれ、
自社のサービスに対して完全に「お客様」になってはいけないのではないだろうか?


つまり...

私が「CAさんがかわいそう!」と結論付けた理由は、
決して一方的に怒鳴られたからとか飛行機から降ろされたからとかではなくて、
単に「レベルの低い上司の下にいることがかわいそう」ということです。


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ジョン・ウェイン・ゲイシーから学ぶ付加価値について [海外]

前回の記事で、
キラー・クラウン(殺人道化・殺人ピエロ)ことジョン・ウェイン・ゲイシー
が登場しました。

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前回の記事⇒サイコパシーな人々―天才と犯罪者は紙一重!?



ということで、今回はゲイシー先生から付加価値について学ぶこととする。


さて、あなたは疑問を感じているのではないでしょうか?

―なぜゲイシーから付加価値の話がでてくるのか

と。

しかし、大いに関係があるんです。今から解説しましょう。


ゲイシーは異常犯罪者としての頭角をメキメキとあげる前は、名の知れた実業家でした。
つまり、お金をたくさん持っていたのです。
逮捕された後はその財力にモノをいわせ、死刑を延期させていました。

その間、彼は牢の中で何をやっていたか?

ずっと絵を描いていたのです。


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そしてここからが本題、
ゲイシーの描いたその絵、マニアの間ではとても人気なのです。

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展示会が開かれたり、高値で取引されていたり...
著名人では俳優のジョニー・デップが購入して所有しているそうですね。


なぜ人気があるのか?


たとえば、ここに石ころがあったとしましょう。何の変哲もないただの石ころです。
普通なら蹴飛ばされたり、水切りに使われる運命にある石ころ...

しかし

この石ころに「いわくつき(曰く付き)」という情報を付加したらどうなりますか?
誰かの怨念がこもっているとか、何でもいいです。
おそらく、蹴飛ばすなんて恐れ多いことはできなくなりませんか?


もう少し今回のテーマに近い例をあげます。

これはけっこう昔のことなんですが、ワールドカップ後の芝生は、
「ある部分」が高く売れるとテレビでみました。
その部分とは、

ベッカムが倒れこんだ部分

わかりますでしょうか?
高く売れる部分は、もうすでに単なる芝生ではなく、
「ベッカムが全身で触れた芝生」なのです。
コアなファンにとってはとても需要があるのでしょね。


つまり、ゲイシーの絵も、
「単なる犯罪者が描いた絵」だけでは見向きもされなかったでしょう。
「ゲイシーが描いた絵」だから人気があったのです。

名の知れた実業家でありながら、数々の異常な犯罪を繰り返した「ジョン・ウェイン・ゲイシー」という男のストーリー

が一部のマニアの心を惹きつけ、爆発的な需要を生み出したといえるでしょう。




*画像の出典:「ジョン・ウェイン・ゲイシーまとめ【ゲイシーが描いた絵画】」 NAVERまとめ


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